予防歯科が大事な3つの理由
いつまでも健康でいられる
健康な歯がある人と、歯が少なくなってしまった、または抜けて全く無いという人とではQOL(生活の質)に大きな差があることがわかっています。そのため、日本でも8020運動という80歳でも20本の歯を残そうという運動が平成元年頃より行われてきました。歯がいつまでも健康であるということは、すなわち心も体もいつまでも健康でいられるということになるのです。
医療費が少なくなる
口腔内の状態が悪いと、虫歯や歯周病になるだけではなく、糖尿病や認知症、骨粗鬆症など様々な病気に広がっていきます。お口のなかを常に綺麗で健康な状態にしてあげることで、一生涯かかる医療費を削減することに繋がります。
歯がきれいになる
タバコのヤニや、コーヒー、紅茶などによって付着したステイン(着色)を取り除いてあげることで、ホワイトニングをしなくても歯をもとの白い状態にすることが出来ます。(※歯の白さには個人差があります)
定期検診の流れ
1 ご予約
お電話でご予約をする際は、定期検診をご希望の旨を受付にお伝えください。
2 検査
虫歯があるかチェックと、歯周ポケットの深さ、歯茎の状態を確認していきます。
3 クリーニング
磨き残しや、歯についた着色を取り除いていきます。仕上げに薬剤を使い一本一本丁寧に歯を磨いていきます。
4 ブラッシング指導
磨きにくい箇所や、磨き残しの多かった箇所の歯の磨き方のアドバイスさせて頂きます。
約60分ほどで終わりますので、3ヶ月~半年に一度受診をすることをおすすしております。
歯のクリーニング
種類
見た目
特徴
PMTC
歯の表面についたバイオフィルムを、薬剤を使いながら綺麗にブラッシングしていきます。普段の歯ブラシでは取り切れない汚れを除去します。
スケーリング
日頃のブラッシングの磨き残しや、虫歯菌、歯周病菌などといった細菌が固まりできた歯石をスケーターという器具で落としていきます。
ご自宅でも出来る歯のケア
種類
見た目
特徴
ブラッシング
歯にあてたときに、歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で、歯と歯茎の間や、歯と歯の間を小刻みに20回ほどを目安に磨いてあげましょう。
ワンタフトブラシ
通常の歯ブラシを使った後の仕上げだったり、親知らずや、歯のデコボコ箇所を磨くのに使ってあげましょう。歯ブラシと同様に力を入れすぎないことがポイントです。
デンタルフロス(ロールタイプ)
ケースから糸を40センチほど出したら、両手の指に2回ほど巻き付けて15センチほどの長に調節します。この際、どちらかの指を長めにしてあげましょう。糸フロスあとは、歯間を丁寧に歯茎を傷つけないよう気を付けながら汚れを取り除いていきます。
マウスウォッシュ
パッケージの記載されている適量を口の中に入れて、15秒~30程口の中でくちゅくちゅと口腔内全体にいきわたらせます。すぐに吐き出してしまったり、マウスウォッシュを使用した後、再度、水で口をゆすいでしまうと効果が半減してしまうので、なるべく我慢しましょう。